福井県アイバンクのご案内

ごあいさつ

福井県アイバンク理事長

公益財団法人 福井県アイバンク
代表理事 棚橋俊郎

福井県アイバンクの代表理事を務めております棚橋俊郎でございます。

 私どもアイバンクは、全国に54ある42番目のアイバンクとして1987年に産声を上げました。設立当初は、提供頂くご家族と移植を待つ方々の架け橋の役割を担う重要な機関であるにも拘らず、十分な体制が整っておりませんでした。しかし、この30数年の活動を通じて、着実に歩みを進めてまいりました。念願の選任コーデネーターの配置を始め、事務局体制も確立し、今日では献眼登録者数は1万人を超え、角膜のご提供者は425人、移植者は767人(2020年3月現在)に上っております。県内で角膜移植を希望される方には、ほぼ応えられる環境となりました。これは、ひとえに私どものアイバンクの活動にご理解とご支援をいただいた角膜提供者とそのご家族はもとより、地元のライオンズクラブや眼科医会、行政、企業、医療従事者の皆様方など、多くの県民の皆様のお力添えの賜物と感謝致しております。

 一方、今日でも全国では移植を希望しながら待機中の方が、約1,600人に上っており、それに応える角膜の提供の半数以上が海外からの輸入に頼っています。これは自国での臓器移植の推進を定めたイスタンブール宣言に反しています。このような現状を踏まえ、私たちの活動も小成に安んずることなく、なお一層の努力が求められるところです。

 さて私は2006年からアイバンクでの献眼と福井県済生会病院で眼科医としての角膜移植手術の両方に携わってまいりましたが、前任の三浦將司氏より受け継ぎ、2020年7月から代表理事の任を賜りました。アイバンク活動と医療の現場との懸け橋として誠心誠意努力する所存でございますので、今後とも更なるご支援・ご鞭撻を頂きますようよろしくお願い申し上げます。

概要

公益財団法人福井県アイバンクは、眼球提供者と角膜移植希望者を結ぶ架け橋としてライオンズクラブ役員の主導のもと誕生。以降、福井県、福井県眼科医会、福井県内各地のライオンズクラブの協力により、献眼登録者数は1万人を超えるまでとなりました。一方、県内及び国内で年々大勢の人が角膜移植を待っています。私たちは一人でも多くの方に愛の光を提供できるよう努めています。

アイバンクの三原則

  • 患者数に対し十分なドナーを得る
  • 安全な角膜を医療機関に供給する
  • 公平・公正に配分する

福井県アイバンクの理念

ドナーとレシピエントの架け橋の役目

福井県アイバンクの使命

  • 十分なドナーの獲得
  • 安全性の確保
  • ドナー家族の十分なケア
  • 健全な運営

沿革

1958年 7月16日
「角膜移植に関する法律」制定
1965年 財団法人日本眼球銀行協会設立
1979年 「角膜および腎臓の移植に関する法律」制定
1984年 福井県下全ライオンズクラブ会長名にてライオン ズクラブ国際協会334―D地区
ガバナーに福井県アイバンク設立要望書提出される
福井県アイバンク設立準備会が設立される
1985年 福井県下ライオンズクラブ会員が1人1,500円を2年間、福井県アイバンク設立準備金として積みたてる(目標額 3,600万円)
1986年 福井県よりアイバンク設立のため、500万円の出資許可がおりる
1986年 12月5日
福井県知事より「財団法人福井県アイバンク」設立の許可がおりる(基本金3,000万円)
1987年 1月27日
厚生大臣より「眼球提供斡旋業」の許可がおり全国で42番目のアイバンクが誕生する日本眼球銀行協会に加盟する
福井県アイバンク設立準備会を解散する
8月3日
設立後最初の献眼がある
1988年 眼球銀行協会 中核アイバンク連絡協議会結成
角膜広域斡旋体制の確立
1990年 特定公益法人の許可取得
1995年 10月10日
目の愛護デー眼科無料検診(第1回)を開催する(以後毎年開催)
1997年 「臓器の移植に関する法律」公布 10月16日施行
1997年 (財)福井県アイバンク設立10周年記念式典を行う
2000年 ライオンズクラブ国際協会 LCIF基金によりスペキュラーマイクロスコープ他検査機器が
寄贈され角膜の内皮細胞の測定が可能となる
2002年 アイバンク実務者会議が開催される(第1回)
2007年 (財)福井県アイバンク設立20周年記念式典を行う
2011年 8月  (財)福井県アイバンク事務所開設
11月 専属コーディネーター設置
2012年 10月8日
第1回 ドナーファミリーの集い開催
2013年 4月1日
福井県知事の許可を受け、公益財団法人へ移行
2013年 6月 公益財団法人として第1回評議員会開催
2016年 11月 福井県アイバンク 創立30周年記念式典を行う